世界連邦政府とは?樹立に賛成している国会議員一覧も

まずは、こちらの名簿をご覧ください。

世界連邦の樹立に賛成している国会議員の一覧です(2017年1月時点)。

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これは「世界連邦運動協会 (日本支部)」が、公開している名簿です。

これを見ると、自民党にもかなりの会員がいます。

朝日新聞による慰安婦強制連行の記事(後に捏造だと判明)に乗っかって、日本をおとしめた、社民党福島瑞穂氏もいますね。

世界連邦とは?

世界連邦とは、簡単に説明すると国際連合のパワーアップバージョンで、世界統一政府が権力と軍事力と持ち、国際紛争を治めるという国際組織です。

世界連邦とは、世界の国々が互いに独立を保ちながら、地球規模の問題を扱う一つの民主的な政府(世界連邦政府)をつくることです。

●世界連邦が実現すると
国際紛争は国家間の戦争ではなく、世界法にもとづいて連邦政府によって平和的かつ公正に処理されます。

引用:世界連邦運動協会(日本支部より)

これは、NWO(ニューワールドオーダー)や、新世界秩序と呼ばれているものと同じものでしょう。

NWOは、都市伝説や陰謀論だとされていますが、現実の計画だったということです。

世界連邦を樹立する運動が始まったきっかけ

国際連合の戦争抑止力が低いことを痛感した世界の科学者・文化人たちは、世界政府を樹立するための運動を始めました。

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世界連邦の6原則

日本に世界連邦運動協会ができたのは、1948年のGHQの占領期です。

当時の日本はまだ主権を回復しておらず、また公職追放といって、GHQの方針に従わない数十万人もの日本人が職を追われました。

これらの事情から、日本における世界連邦運動協会は、GHQの方針で作られたものだと考えられます。

世界連邦政府を樹立することの是非

世界連邦政府はアイデア自体は聞こえがいいですが、かなり注意しないといけないと思います。

国連も世界平和のためという名目で樹立されましたが、まったく世界平和に貢献していませんからね。

むしろ、常任理事国であるアメリカ・イギリス・中国・ロシア・フランスの5か国にのみ都合のいい体制となっています。

そもそも、常任理事国(とくにアメリカと中国)が戦争しまくりの状態という(笑)

世界平和のために国連を樹立したんじゃなかったの?と思いますけど。

闇の深い国連

今年行われた国連総会第3委員会では、香港とウイグルの問題で、中国を擁護する国の数が、弾圧に反対する国の数を上回っていました。

欧米諸国や日本など39か国が、香港とウイグル問題に関して中国に懸念を示したのに対し、香港への外国勢力の干渉を反対する国は55か国、ウイグル弾圧を問題視しない国は45か国でした。

中国を擁護した国々は、中国から投資を受けているなどの理由があるんでしょうけど、結局国連では正義が通らないということを表しています。

ウイグル族は、中国共産党によって強制的に収容所に入れられたり、臓器売買のために臓器を摘出されたりしています。

このような人権侵害が、国連で問題にならないとは。

「世界平和」のために作られた団体が、人権を無視している中国共産党の擁護をするとは、なんのための国連なのか意味がわかりませんね。

世界連邦政府も危ない

世界連邦が樹立しても、こんなふうに中国の言いなりになる国ばかりでは、樹立する意味がないどころか危険だと思います。

世界連邦政府が各国代表の多数決で物事を決めるときに、中国共産党に味方する国が多くなるのは目に見えています。

WHOのテドロス議長のように、世界連邦のトップが中国やディープステート(DS)から賄賂を受け取って、彼らに都合の良い政策・発言をする可能性もあります。

国連やWHOなどの国際組織が腐敗だらけなのに、世界連邦政府をクリーンに運営できるとは思えません。

共産党やDSに乗っ取られない形式(たとえば賄賂を禁止するとか、多数決の際にはブラインド投票するとか)ならともかく、そういう形式が認められるかどうかが問題ですね。

世界連邦政府の樹立に関しては、引き続き注視していきたいと思います。